
【新人賞4冠】世界注目I-LAND出身、BTS弟分ENHYPENとは?
こんにちは、K-antennaです。
今回は、世界が注目した大型プロジェクト「I-LAND」から誕生したグループ『ENHYPEN(エンハイプン)』を紹介します!
▼今、グローバルファン注目のボーイズグループ
2020年11月にデビュー。HYBE(元Big Hit エンターテインメント)とCJ ENNの共同による超大型プロジェクト『I-LAND(アイランド)』を勝ち抜いた実力者メンバーで結成された7人組アイドルグループです。
デビューわずか2ヶ月で韓国の年間の新人賞4冠を達成、アメリカ・ビルボードのメインアルバムチャートでは新人としては異例の18位を記録するなど、今話題のアーティスト!
ENHYPENはHYBEとCJ ENMの合作法人である事務所BELIFT LAB所属で、BTSやTXTの弟分グループとしても注目されています。
▼『I-LAND』とは?
2020年6月、BTSやTOMORROW X TOGETHERなどが所属するHYBE(元BigHitエンターテインメント)とIZ*ONEやWanna Oneなどが所属するCJEMMが新しいグループ結成のために共同で手がけた超大型プロジェクト!
企画や製作に約3年もの期間が投じられ実現した『I-LAND』は、世界各国から集まった志願者(練習生)23名がデビューの座を勝ち取るために様々なステージに挑み、次世代グローバルK-POPアーティストとしてデビューする過程を描いた観察型リアリティ番組。
2020年6月26日から日韓同時に放送がスタートし、世界181ヶ国、4300万人が視聴しました。
初日から立ちはばかる厳しい試練
『I-LAND』の舞台は大きく分けて2つ。パート1で行われる4回のテストを経て、デビューのチャンスがある「I-LAND」と、追放者(降格者)が集まる「GROUND」にグループ分けされ、パート2に進める12人が決定します。(そのうち6人はグローバル投票の結果による)
練習生はオーディション初日から始まった第1テストで、『I-LAND』にふさわしいかを振るいにかけられることに・・・!
参加者23名のうち合格者は12名、すでにこの段階でメンバーが約半分に減らされるという厳しさが待ち受けていました。
さらに、『I-LAND』が他のサバイバル番組にはない過酷さを物語ったもう一つの理由。それは「追放者(降格者)を参加者たち自身が決める」というルールです。"ともに頑張ってきた仲間を追放者に選ばかければならない"そして"仲間が自分を追放者に選ぶかもしれない"という精神的な過酷さも付きまといながらオーディションは進んでいきます。
最終的に第1テストの合格者は16名が選ばれましたが、その中から4名の「追放者」を練習生自ら選ぶよう伝えられました。
しかしその後も定期的にテストが行われる中で、グループ「I-LAND」から降格者が出た場合、「GROUND」から同じ人数を補充するというシステムがありました。つまり、一度追放者になっても「I-LAND」に戻るチャンスがあるということです。実際に、何度か「I-LAND」と「GROUND」を行き来した練習生も数名いました。
オーディションは後半戦パート2へ
「I-LAND」にいる12名の中から、I-LANDER(I-LANDにいる参加者)が選んだ降格者3名と、プロデューサー側が選んだ降格者3名が発表され、パート2へと勝ち進めた練習生はケイ、ジョンウォン、ソンフン、ヒスン、ジェイ、ジェイクの6名。
降格者が決定し空いた6名分の枠は、視聴者投票によって「GROUND」から「I-LAND」へと再び昇格するチャンスがあります。
この視聴者投票によって昇格した練習生には、ニキ、ダニエル、ソヌ、ゴヌ、タキ、ハンビンの6名が選ばれました。
完全個人戦となるパート2では、デビューできる7名にバッジが付与されるシステムが導入されました。このバッジはテスト毎に順位が変わるため、1度バッジを手に入れても成績が悪ければ他の練習生に奪われる可能性もあります。
またパート2からは「降格者」ではなく「脱落者」となることも発表され、「I-LAND」に残っていた練習生もプロデューサー側からの評価で「成長が見られない」と判断されれば脱落者になってしまうほど、シビアな闘いが繰り広げられました。
ついに誕生!デビューの座を掴んだ7名
そして迎えた2020年9月18日。
パート2の最終選考を終え、ついにデビューメンバーが発表されました。
最終選考は視聴者投票で6名、プロデューサー投票で1名が選ばれ、この過酷なオーディション『I-LAND』で栄光の座に輝いたメンバーは、ヒスン、ジェイク、ジェイ、ジョンウォン、ニキ、ソンフン、ソヌに決定!
こうして彼ら7名が、新ボーイズグループ「ENHYPEN」として正式にデビューを果たしました!!
▼グループ名の由来
グループ名『ENHYPEN』は、連結記号の"-(ハイフン/hypen)"が由来で、7人の少年たちが互いを見つけて繋がり共に成長するという意味、そして音楽を通じて人と人、世界と世界を"つなげる"という想いが込められています。
英語の接頭語ENには"〜にする"という意味があり、ENとHYPENを繋げてできた造語です。
韓国語表記 | 엔하이픈 |
韓国語読み | エナイプン |
日本語読み | エンハイプン |
▼メンバープロフィール
HEESEUNG(ヒスン)

本 名:イ・ヒスン??
ハングル:이 희승(イ・ヒスン)
英 語:Lee Hee-Seung
生年月日:2001年10月15日(19歳)
ENHYPENのオールラウンダー。自らを「万能センター」と表現するほど、透き通った高音が魅力の歌声とダンススキルの高さはオーディション初期から注目を集めました。
元々HYBEの練習生で、TOMORROW X TOGETHERの最終候補メンバーという経歴も。リーダーシップが取れるヒスンはメンバーからの信頼も厚く、頼れるグループ最年長。ちょっと茶目っ気もあるENHYPENのかわいいお兄さんです。
JAY(ジェイ)
本 名:パク・ジョンソン ??
ハングル:박 종성 (パク・ジョンソン)
英 語:Jay Jong-Sung Park
生年月日:2002年4月20日(19歳)
『I-LAND』出演前はSMエンターテインメントの練習生だった経歴があるジェイ。力強いパワフルなダンスが魅力で、オーディションでは圧巻のパフォーマンスでプロデューサー陣を驚かせました。
しかし他のメンバーとポジション争いで負けてしまい投げやりな態度を見せてしまったことも。正直者で感情が態度や行動に出やすいジェイですが、オーディションで自分が脱落してしまうと思いメンバーに手紙を書いたほど、友情には厚く人間味あふれるところがジェイの人柄の良さの一つです。
JAKE(ジェイク)
本 名:シム・ジェユン ????
ハングル:심 재윤(シム・ジェユン)
英 語:Jake Sim(Jae-Yun)
生年月日:2002年11月15日(18歳)
BTSに憧れアイドルになることを目指しオーストラリアから韓国へ来たジェイク。その後オーディションに合格しHYBEの練習生に。練習生期間9ヶ月という短さでI-LANDに出演しましたが、ストイックな性格とその惜しみない努力で急成長を見せ、プロデューサー陣から高い評価を得ていました。
場を和ませるムードメーカーでもあり、グループを「第二の家族」と称するほどとてもメンバー思いなところも。オーストラリア出身のため英語も堪能です。
SUNGHOON(ソンフン)
本 名:パク・ソンフン ??
ハングル:박 성훈(パク・ソンフン)
英 語:Park Sung-Hoon
生年月日:2002年12月8日(18歳)
HYBEの練習生とフィギュアスケートを2年間同時並行でこなし、アジアフィギュア杯(ジュニアクラス)で2年連続で銀メダル獲得という実績も持っているほど。しかしスケート選手としての実力を持ちながらアイドルになる道を選んだ彼は、「自分の選択が間違いでなかったことを両親に証明したい」という強い思いでI-LANDに挑み、見事デビューを勝ち取りました。スケートの経験が活きた表現力豊かなソンフンのパフォーマンスには定評があります。
SUNOO(ソヌ)
本 名:キム・ソヌ ??
ハングル:김 선우(キム・ソヌ)
英 語:Kim Seon-Woo
生年月日:2003年6月24日(18歳)
練習生期間が10ヶ月と短いソヌは、I-LANDで何度か降格者に選ばれるという悔しい思いを経験しますが、表現力の高さと安定した歌唱力が評価され、最終選考でデビューメンバーに選ばれました。
自然と愛嬌を振りまけるソヌは「愛嬌リーダー」とも呼ばれ、クールなメンバーが多いENHYPENの"アイドル"担当。しかしパフォーマンスになると一変、男らしさや色気がある表情でファンを魅了するギャップがソヌの魅力の一つです。
JUNGWON(ジョンウォン)
本 名:ヤン・ジョンウォン ??
ハングル:양 정원(ヤン・ジョンウォン)
英 語:Yang Jung-Won
生年月日:2004年2月9日(17歳)
ジェイと同じく、I-LAND出演前はSMエンターテインメントの練習生だったジョンウォン。その後HYBEへ移籍し、I-LAND出演のためにBELIFT LABに事務所を移籍しました。
ダンス、歌声、ビジュアル、全てにおいて完璧なオールラウンダー。『I-LAND』ではそのバランスが安定した実力が評価され、全世界のファン投票で堂々一位を獲得しデビューしました。
幼少期にテコンドーを習っていた経験もあり、その精神力や体幹の良さなどはダイナミックかつ力強いパフォーマンスに活きています。マンネラインでありながらリーダーを務め、頼れるグループのしっかり者です。
NI-KI(ニキ)
本 名:西村 力 (にしむら りき) ??
ハングル:니시무라 리키(にしむら りき)
英 語:Nishimura Riki
生年月日:2005年12月9日(15歳)
グループ最年少で、唯一の日本人メンバー。「リトルマイケルジャクソン」というニックネームを持つほどマイケルジャクソンが大好きでその影響でダンスを始め、『I-LAND』で他に3人の日本人練習生がいた中でもトップクラスのダンススキルを持ち、オーディション初期から注目を集めていました。
また『I-LAND』出演前にはSHINeeのキッズダンサーやテレビ番組などへの出演経験も。オーディションを通じて心身ともに急成長したニキからは大人っぽさも感じられますが、まだまだ思春期真っ只中。マンネとしてメンバーみんなから可愛がられています。
▼活動経歴
2020年
6月〜9月まで約3ヶ月間行われたサバイバルオーディション番組『I-LAND』への出演を経て、同年11月30日にデビューアルバム「BORDER : DAY ONE」をリリースし、タイトル曲『Given-Taken』で正式に韓国デビュー。
デビュー前にも関わらず、アルバムの予約注文がわずか2日で15万枚、11月21日には30万枚を突破!発売後は3日間で25万枚を売り上げ、『Given-Taken』のYouTube再生回数は24時間で938万回に!
さらに韓国にて
- 12月5日付ガオンアルバムチャート1位
- ハントチャートリリース初週売り上げ28万枚超
- 11月に発売されたアルバム第2位で31万枚超
同じく日本では
- 12月4日付オリコンデイリーアルバムチャート1位
- 週間アルバムチャート2位
- アルバム初週売り上げ7万枚超
韓国では、2020年にデビューしたK-POPグループの中で最高記録を更新!
また、『I-LAND』の最終回(9月18日放送)終了翌日から次々と開設された公式SNSはデビュー目前にして、Twitter、Instagram、TikTok、YouTube、V LIVEで同時に登録者100万人を獲得!
12月2日には『2020 FNS歌謡祭』第1夜に出演し、日本で地上波初パフォーマンスを披露。
12月6日、『Mnet Asian Music Award2020』に出演。
2021年
3月29日放送より「オールナイトニッポンX」月曜レギュラーパーソナリティに抜擢!海外アーティストがパーソナリティを務めるのはENHYPENが初となり話題に。
4月26日、2ndミニアルバム「BORDER:CARNIVAL」をリリース。アルバムとタイトル曲「Drunk-Dazed」は韓国、アメリカ、日本の3カ国の主要チャートを席巻!
7月6日、デビューシングル『BORDER:儚い』をリリースし、待望の日本デビュー!!
▼主な受賞歴
2020年
- 第3回The Fact Music Awardsネクストリーダー部門「受賞」
2021年
- 第35回ゴールデンディスクアワード新人賞「受賞」
- 第35回ゴールデンディスクアワードCuraproxゴールデンディスク人気賞「ノミネート」
- 第35回ゴールデンディスクアワードQQ Music ファンズチョイスK-POPアーティスト賞「ノミネート」
- 第10回GAONCHART MUSIC AWARDS今年の新人賞「受賞」
- 第30回ソウル歌謡大賞新人賞「受賞」
- 第30回ソウル歌謡大賞 K-wave人気賞「ノミネート」
- 第30回ソウル歌謡大賞人気賞「ノミネート」
▼一度聴いたらクセになる、ENHYPENおすすめ曲3選
1.Given-Taken
デビューアルバムのタイトル曲。過酷なオーディションを経た彼らにとって、ENHYPENとしてのデビューは掴み取ったもの(Given)なのか、それとも与えられたもの(Taken)なのか、この楽曲のタイトルにはそのような意味合いも込められています。
暗い世界を彷徨い、日が落ちると同時に生き生きと踊り出すヴァンパイアに扮したら7人の姿と、どこか切なく儚い世界観に引き込まれるMVも見どころです!※動画はjapanese ver.
2.Drunk Dazed
2ndミニアルバムのタイトル曲で、日本の音楽番組「2021 FNS歌謡祭 夏」でも披露されたポップロックジャンル曲。メンバーJAYも"中毒性のあるサビの部分がずっと頭に残る"と話すほど、強烈なメロディとシンクロした疾走感溢れるダンスが印象的です。
廃屋が舞台のMVは、冒頭から"Destroyed World"をサバイブするべく弓や鉄バットなどで武装した7人が映し出され、メインのパフォーマンスシーンの世界観をより引き出した迫力あるカメラワークも注目ポイントです!
3.Let Me In (20 CUBE)
デビューアルバムの収録曲で、レゲエジャンルにヒップホップ的要素が加えられた一曲。憧れの新しい世界を20㎤の正六面体の水槽に表現し、その空間に「Let Me In(僕をそこにいれて)」という訴えとともに憧れの世界に入りたい少年たちの物語を描いています。
ミステリアスな雰囲気とダイナミックな映像、ENHYPENの華やかなビジュアルが合わさり、楽曲の神秘的な雰囲気を倍増させるMVも必見です!
▼ENHYPENメンバーって実は〇〇・・・!?
1.2人目の日本人メンバー?
独学で日本語を学んだというジェイは、唯一日本人メンバーのニキとたまに日本語でも会話をすることもあるそうです。
日本語を学ぼうと思ったきっかけについて「幼い頃に日本のラジオを聴いて、興味が湧いて日本語を自分で勉強した。」と話し、発音がとてもキレイだと評判です。
日本のメディアに出演した際やLIVEなどで聞ける日が楽しみです!
2.黒歴史メーカーJAY
またまたジェイのエピソード。気が赴くままに行動してしまうジェイは、インタビューの途中で突然「ストレスが溜まったので」と蜂蜜を瓶ごとがぶ飲みする珍行動をみせたりして、周りからは「黒歴史メーカー」と呼ばれています。
個性的すぎる彼は一体これからどんな黒歴史を更新していくのでしょうか・・・。笑
3.頼れる天然キャラ?
メンバーからの信頼も厚くお兄さん的存在のヒスンの、天然キャラ確定事件があらわに・・・。
『I-LAND』で、履いていたスリッパの履き心地が良すぎてスリッパのまま舞台に登場してしまったり、密着番組「ENHYPEN&Hi」ではメンバーに宛てた手紙を読み感動的な雰囲気のなか花火で手紙を燃やしてしまったり。
エピソードは他にもあるようですが、この意外すぎるギャップがまたファンにはたまりません!これからもお茶目で天然なヒスンでいてほしいですね!
4.実はドSボーイ
メンバーへのツンデレが炸裂しているソンフン。
オーディションの練習中におばけの噂が出た際にわざと部屋の電気を消して怖がらせたり、メンバーが恥ずかしがる動画を見終わった後に「もう1回見たい」と笑いながら意地悪なコメントをしたりと、ソンフンは普段からメンバーの反応を見て楽しんでいるようです。
もちろん、友達思いで優しいソンフンの性格をみんな知っているので、時折見せるそのドSっぷりには可愛さすら感じちゃいますね。笑
▼まとめ
いかがでしたか?
4世代アイドルと呼ばれるグループの中でもひときわ存在感を放つENHYPEN。
韓国をはじめ日本やオーストラリア、アメリカなど多国籍のメンバーが集まり、グローバルでの活動が期待されています。
これからさらに成長していく彼らの活躍が楽しみです!!
※この内容は予告なく変更される場合があり、正確性を保証するものではありません。